内容説明
本書は、前著『監査意見形成の基礎―監査保証論の展開―』で十分に分析することのできなかった監査危険の評価と統制に関する論理を、リスク・アプローチ監査の再検討を通じて考究し、前著を嚆矢とする『監査保証論』の研究をより一層精緻なものに仕上げたものである。
目次
第1章 リスク・アプローチ監査における基礎概念
第2章 リスク・アプローチ監査の生成と発展
第3章 リスク・アプローチ監査の史的分析と監査実践的意味
第4章 アメリカ監査基準書における監査リスクの評価と統制
第5章 『監査上の危険性と重要性』の理論的再検討―監査基準委員会報告書第5号(中間報告)の分析
第6章 リスク・アプローチ監査における究極的要証命題の立証構造
第7章 『内部統制』の理論的再検討―監査基準委員会報告書第4号(中間報告)の分析
第8章 リスク・アプローチ監査における監査証拠の評価
第9章 リスク・アプローチ監査におけるゴーイング・コンサーン問題
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