出版社内容情報
交際費、寄附金から役員給与、パート給与まで調査で問題となる科目を元調査官の眼で解説。
内容説明
調査官の指摘には理由がある。慌てず、騒がず、意外な指摘も、調査官の眼になれば、即答できる。
目次
交際費が経費で落ちる?
情報提供料は交際費か?
費途不明金と使途秘匿金の違いは?
寄附金って?
現況調査は税務調査の常道?
当日在庫が現況調査のカギ?
売上の調査は原始記録がなくてはダメ?
見積りと請求と売上の関係は大丈夫?
定款にない営業行為による損失は?
社員の水増しは簡単に見破られる?〔ほか〕
著者等紹介
薄井逸走[ウスイイッソウ]
昭和22年生まれ。関東信越国税局、東京国税局などに国税調査官として勤務。現在、フリーの税金ジャーナリスト。テレビやラジオで脱税を厳しく批判し、節税をやさしく解説している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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陽麿(お陽さま麿やか)
7
調査の視点、論拠が参考になりました。2016/11/17
ようへい
0
税務調査の様子が企業側と税務調査官との対話形式で描かれており、なかなか臨場感があります。どちらの側に肩入れすると言う訳ではなく、どちらの言い分が優勢なのか理由も含めて客観的に説明してくれます。両者の言い分が平行線を辿り見解の相違となるのは面白いけど、仕組みとしてどうなんでしょう。多少税務の事を知っている人向けの本です。2017/08/19
shigeki kishimura
0
税務調査は交渉です。2016/10/29
senxxxues
0
企業側、調査官側、どちらの視点でも書いてあってわかりやすい。 解説も理解しやすく、実用的。2019/01/05