内容説明
監査とは何か。監査になにができるのか。現代社会の不正は企業・官庁などところかまわず発生する。チェック機能を果たすはずの監査は十分な働きをしているのか。こうした社会からの疑問や要望にたいし、本書では斯界の第一線の研究者が疑問に対する答えやこれからの監査のあるべき方向を示している。企業の経理担当者、監査役、職業会計人はもとより、監査をはじめて学ぶ人まで、必読の書。
目次
第1部 こんにちの監査(監査に対する社会の期待;企業に必要な3つの監査;監査役監査の仕組みと役割 ほか)
第2部 望ましい監査(公認会計士監査の望ましい姿;監査役監査の望ましい姿;内部監査の望ましい姿 ほか)
第3部 裏金・使途不明金等企業の不正・違法行為に対する監査責任(企業不正と外部監査;企業会計審議会における不正・違法行為に対する監査対応;使途不明金に対する日本公認会計士協会の対応 ほか)