内容説明
中小規模企業の赤字会社は、経験と勘と度胸で意思決定をしているところが少なくない。もちろんそれも必要だが、一つ欠落しているのは、科学的かつ数量的なバックデータに基づく意思決定が極めて重要なことである。本書は、この仕組みを儲けるための定石である「やさしい管理会計手法」で説明するものである。
目次
第1章 社員が持ち前の力量を100%発揮すれば利益は3倍増える
第2章 儲ける仕組みが不備な会社は機会損失が大きい
第3章 儲けるための戦略計画づくり
第4章 利益倍増のための定石と品種別組み合わせ戦略の仕組み方
第5章 三つの強力な差別化策で競合他社に圧勝する仕組みづくり
第6章 値上げと値下げの価格ミックス策で利益増大を
第7章 自分の食い扶持(給与と賞与)は自身で稼ぎ出す利益責任制度
第8章 部・課・個人別目標管理と月次損益決算制による利益貢献度の評価
第9章 部・課別業績の結果管理とプロセス管理
第10章 本社・補助間接部門は一人2.5役の少数精鋭化を
著者等紹介
窪田千貫[クボタチツラ]
マネジメント実務センター所長。法政大学卒業後、大学研究機関で研修を重ねる。西陣企画室長など数社の実務経験を経て、経営コンサルタントとして独立。以来、およそ40年間にわたり中小・大規模企業の原価分析、賃金支払能力分析、予算管理、要員計画、利益計画、部門別業績責任制の導入など、第一線で経営指導を行うとともにセミナー講師として精力的に活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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