内容説明
財務諸表は高度情報化社会の公器です。それだけに、企業は、義務としての情報開示という意識を捨て、積極的に情報活動を展開しなければなりません。いう迄もなく、財務情報は一定のルールによって作成され、一定のルールに基づいて開示されます。本書は、この現行の会計ルールに基づく財務諸表の作成方法とそのルールの根底にある原理を解説しています。大学で会計学を学ぶ学生はもちろん、公認会計士や税理士等の職業会計人を目指す人々におすすめします。
目次
財務会計の意義と目的
財務会計の基本的前提―会計公準
財務諸表の構成要素
資本維持概念
会計規範
貸借対照表
貨幣資産と有価証券の会計
棚卸資産会計
有形固定資産の会計
無形固定資産および投資の会計〔ほか〕