内容説明
本書では、現実の経済社会において会計情報が生産され流通する仕組を「会計情報システム」として取り上げ、それが市場でどう選択されるかを統一的観点から理論的に分析する。
目次
第1章 会計上の選択と意思決定アプローチ
第2章 外部会計情報分析のフレームワーク
第3章 情報の非対称性と外部会計の統制機能
第4章 道徳的陥穽の危険とスチュワードシップ会計
第5章 株主・債権者間のコンフリクトと会計情報の私的契約
第6章 企業に対する貸付取引と外部会計情報の役割
第7章 経営労働市場におけるシグナリングと会計上の業績情報
第8章 報告利益の最大化仮説、最小化仮説および平準化仮説
第9章 裁量的経営者行動と会計規制の経済的影響
第10章 日本における会計上の選択



