内容説明
LCCをめぐる苦悩。JALへの過剰介入。羽田の国際線拡大。航空業界は、激変する市場環境と依然変わらない政策介入に耐えられるのか。
目次
序章 航空幻想
第1章 LCCは「格安航空会社」か?
第2章 「LCC元年(2012年)」の幻想―なぜ育たない日本のLCC
第3章 幻想から目覚めたか日本航空―破綻から再上場までの道
第4章 進展したか日本の規制緩和
第5章 空港整備・運営に関する幻想と誤解
第6章 「空港民営化」が日本の空を変える?
第7章 「ハブ空港」と羽田国際化の幻想
第8章 発着枠の配分の合理化
第9章 「公共性」の幻想
著者等紹介
中条潮[チュウジョウウシオ]
慶應義塾大学商学研究科博士課程修了後、同大学商学部助教授を経て、1992年より慶應義塾大学商学部教授。1984‐86年英国オクスフォード大学客員研究員。専門領域は公共政策、社会問題の経済学。とりわけ交通政策のエキスパート。米誌で“Deregulation Warrior”と紹介され、みずからもスカイマーク航空の設立に参加した改革論者。行政改革委員会規制緩和小委員会、行政改革会議委員、行政刷新会議規制改革分科会委員、国土交通省成長戦略会議委員などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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