労働法の「常識」は現場の「非常識」―程良い規制を求めて

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  • サイズ B6判/ページ数 201p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784502119415
  • NDC分類 366.14
  • Cコード C3032

内容説明

常識論が通じない司法/試用期間にみるタテマエと現実/団体交渉という名の不思議な世界/自虐的表現としての「サービス残業」/硬直的な行政etc…問題の本質はどこにあるのか、現場が求める「程良い規制」とは。常識とセンスを身につける実務家のための労働法再入門。規制改革委員会や大学の人事労務に携わってきた著者が、現場の視点から説き明かすアクチュアルな労働法の世界。

目次

基本ルールと現場の心得―できないことは約束しない(労働法という名称の法律はない;労働契約の内容は就業規則で決まる;限界のある労働協約、際限のない交渉義務)
職業生活の有為転変―捨てる神あれば拾う神あり(採用にミスマッチはつきもの;辞めるとき、辞めさせるとき;変わるもの、変わらないもの)
裏目に出た規制強化―正義の道は地獄へと通じる(かえって雇用が不安定化した派遣社員;更新に限度が設けられた有期労働契約;待遇改善が難しくなったパート従業員)
口には出せない行政への注文―過ちを改むるに憚ることなかれ(四・六通達と「サービス残業」;「希望者全員」の定年後再雇用;「日雇い派遣」禁止の奇々怪々)
ウソのような本当の話―程良い規制を求めて(仕事をしない「仮眠時間」も労働時間;組合員は一人でも千人でも権利は平等;労働法の適用を受けない公務員の世界)

著者等紹介

小嶌典明[コジマノリアキ]
1952年大阪市生まれ。1975年神戸大学法学部卒業。大阪大学大学院法学研究科教授。労働法専攻。小渕内閣から第一次安倍内閣まで、規制改革委員会の参与等として雇用労働法制の改革に従事するかたわら、法人化の前後を通じて計8年間、国立大学における人事労務の現場で実務に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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roatsu

7
読了、というよりは仕事の資料で鞄に入れて頻繁に参照している一冊。明文で規制する定めが多い割に、個々別々の案件ではその解釈が分かれ、結局は判例、行政見解や弁護士意見など集めて判断することを迫られる労働法の分野で本書のような実務目線のセンスを磨ける書籍はありがたいと思う。文中の「健全な常識で判断すればよい」はとても腑に落ちる言葉。法律ということで、あたかも聖書の一節のようにふりかざして形式的に拘束を求めるのは不合理。常に現実社会と照らし合わせて運用されるべきものと思う。2015/03/28

Yoritoku Nakagawa

1
法律と現場の乖離が感情論や思い込みだけではなく、根拠法や実務経験を明確に示して解説されている。ある程度の法律知識を前提に現場を理解するには大変参考になる。2014/12/07

Darbytime

0
国立大学の非公務員化期に人事労務の実務をしてた法律教授の話。公務員と民間、法律と現場のギャップ、労働者保護の行き過ぎなど。2021/08/14

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