内容説明
新しい会社の機関構造を、明快に整理するとともに、最新の判例を分析することにより、法的な視点から、会社役員の義務と責任を明らかにする。平成26年改正後の機関構造に対応。
目次
会社法改正でかわるガバナンス体制
改正法下の株式会社の機関構造
会社役員等の種類
監査等委員会設置会社の機関構造
役員等の業務執行
会社役員等の一般的義務と行為規制
社外取締役の義務と責任
役員等の会社に対する責任
役員等の第三者に対する責任
親子会社をめぐる責任問題
会社役員等の違法行為に対する措置
株主代表訴訟制度
多重代表訴訟制度
会社役員賠償責任保険
会社役員等の報酬
企業買収(M&A)
著者等紹介
石山卓磨[イシヤマタクマ]
1947年釧路市に生まれる。1970年早稲田大学第一法学部卒業。1975年早稲田大学大学院法学研究科博士課程満期退学。獨協大学法学部教授、英国国立エセックス大学法学部客員教授、オックスフォード大学セント・アントニーズ・カレッジ上級研究員、早稲田大学商学部教授等をへて現在、日本大学法科大学院教授、弁護士(第一東京弁護士会)、法学博士。沖電気工業株式会社取締役(社外)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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