内容説明
本書の目的は、現在の役員報酬のベストプラクティス、設計方法、動向を検討し、さまざまな課題について情報を得られるようにすることです。本書では、アメリカの実務を参照し、場当たり的な対応をさけ、客観的なデータに基づき正しい意思決定を行うための具体的な方法を提供しています。
目次
第1部 役員報酬の設計と戦略(報酬戦略;基本報酬;短期インセンティブ ほか)
第2部 ガバナンス、開示、報酬委員会(報酬委員会のガバナンス;報酬委員会のツールとCEOの業績評価;役員報酬の開示 ほか)
第3部 特殊な状況における役員報酬(合併と買収)
著者等紹介
ベッカー,アーヴィング・S.[ベッカー,アーヴィングS.] [Becker,Irving S.]
ヘイグループ役員報酬プラクティスナショナル・プラクティス・リーダー。ベッカーは、多くの取締役会や経営層と共に役員の努力やその結果と企業の成功を結びつけるための報酬制度開発を行ってきた。ベッカーの財務分野のバックグラウンドは、業績評価や管理における幅広い知見につながっている。フォーチュン50金融サービス会社、海外大手銀行、グローバル製造業、プロフェッショナルサービス企業、全国的な小売チェーン、株式公開前企業など幅広い顧客にサービスを提供してきた
ゲレック,ウィリアム・M.[ゲレック,ウィリアムM.] [Gerek,William M.]
ヘイグループ役員報酬プラクティス規制専門分野リーダー。ゲレックは、特に役員報酬に影響する税制、会社、証券、会計等の法規制にフォーカスして、企業の役員報酬施策全般を支援している。また、インセンティブ給与、繰延報酬、退職金、経営権変更時の対応、役員特典などの分野で、企業が役員報酬制度を設計・導入するうえでの検討事項の理解を助けている。近年、所得税控除、株主代表訴訟、株主間の論争などさまざまな訴訟に関する観点から、報酬の妥当性を検討し対策を講じることに従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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