出版社内容情報
産業クラスターは地域再生の救世主となりうるか、成功のために何が必要かを事例を交えて検証。
内容説明
産業クラスターは地域再生の救世主となりうるのか?青森・りんご産業クラスター、熊本・米粉開発プロジェクト、大分・特産品クラスター等の事例を交え成功の可能性を探る。
目次
地域の再生に向けて―産業クラスターの概念と意義
第1章 産業クラスターの意義と課題(地域経営の方法としての産業クラスター;産業クラスターにおける戦略の共有とモニタリング―バランス・スコアカード・戦略マップの活用;地域サプライチェーンとしての産業クラスターのマネジメント―サプライチェーン・マネジメントの適用)
第2章 食料産業クラスターの事業化の実態とその可能性(食料産業クラスター事業の展開;食料産業クラスターにおける商品開発プロジェクト―熊本県のケース;特産品づくりとそのクラスター化―大分県のケース;行政主導のまちおこし―青森県板柳町のケース;食料産業クラスターの事業化の意義と課題)
第3章 地域資源の活用と食料産業クラスター形成の課題―青森県の事例(青森県のポテンシャル;青森県における食料産業クラスターの政策と事業の変遷;産業クラスターにおける組織・人・資源の連携;行政による総合販売戦略の展開;地域内連携による農業の六次産業化;クラスター形成の成否を握る参加者の意識の変遷;青森県におけるクラスター形成の意義と課題)
産業クラスターによる地域再生の可能性
著者等紹介
高橋賢[タカハシマサル]
横浜国立大学大学院教授。博士(商学、一橋大学)。1968年生。長崎県諌早市出身。1991年一橋大学商学部卒業。1996年一橋大学大学院商学研究科博士後期課程単位修得退学。千葉大学法経学部講師。1998年同助教授。2000年横浜国立大学経営学部助教授。2004年ポワチエ大学外国人招聘助教授。2005年日本簿記学会学会賞受賞(泉宏之氏、原俊雄氏と共同受賞)。2011年横浜国立大学大学院国際社会科学研究科教授。現在、会計検査院特別研究官、日本原価計算研究学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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