内容説明
もうモノづくりだけでは世界で戦えない。ジャパン・ブランドが勝つためには何が必要なのか。国内外の著名ブランドを手掛けたブランディングのプロ達が、真のブランド戦略を指し示す。
目次
序章 グローバル・ブランディング時代の到来
第1章 グローバルブランドづくりの7つの法則
第2章 資生堂「グローバルブランド『SHISEIDO』」のブランド戦略
第3章 グローバルブランド調査BAVからみたサービスブランドの法則―おもてなしをどのように測定するか
第4章 グローバルブランドのビジュアル・アイデンティティ
第5章 日系BtoB企業のグローバルブランディングの現状と課題および取組み事例
第6章 グローバル時代のビジョナリー・ブランディング
著者等紹介
松浦祥子[マツウラサチコ]
青山学院大学大学院国際マネジメント研究科(青山ビジネススクール)教授。専門は、ブランド戦略と広告コミュニケーション戦略。一橋大学社会学部卒業後、(株)電通リサーチ、電通ヤング・アンド・ルビカム(株)などで30年余りマーケティング・広告実務に従事。電通ヤング・アンド・ルビカム(株)でブランド・マネジメント室長などを歴任。2014年3月末に青山学院大学を退任。ハーバード・ビジネススクール・エグゼクティブコースPMD修了。2009年~2010年コロンビア大学ビジネススクール客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
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サンダーバード@永遠の若者協会・怪鳥
17
この手の本は普通B to C企業について書かれていることが多いのだが、珍しくB to B企業のブランド戦略について書かれている章があったので購入した。事例として上げられていたのはコマツと東レ。だが、ブランド戦略というよりは事業戦略その物という感じで、かつ、各々の企業のHPでアニュアルレポートを見れば書いてあるレベルの解説。期待したのと違ったな。わざわざ買って読むほどの物ではなかった。残念。★★2014/07/27
たいら
1
実務レベルでブランド戦略を立てたい、というよりブランディングとは何か?という気持ちから本書を手に取りました。コアバリューの話、ブランドエクイティティピラミッド、コンタクトポイント、印象要素の効果測定(BVA)、人間の視覚優位性を踏まえた戦略の部分は大変面白く参考になりました。ただ、五章についてはもっと深堀りが必要だと個人的には感じました。実業界の方が殆どですのでコマーシャルも兼ねているのかもしれません。日本のグローバル企業が何社かブランディング事例として登場しますので興味のある方はどうぞ。2018/04/27
tuppo
1
ブランドはマーケットイン(市場主導)の中で何とかして経験を蓄積することを可能にする。差別化できないアイデンティティはいらない。どうあるかではなくてどうありたいか。ブランドは質的だけでなく量的で、いわない限り存在しない。ブランドは擬人化しないともったいない。友達で言うと誰?ブランド理解は社内にこそ必要なぜなら社員はすべてコンタクトポイントだから。ブランドは会社の人が納得し実践していかないと意味がない。広告会社がすべきはきっかけの提案。ブランド要件:差別化→適切性→尊重評価→理解認知。2014/05/02
kojiworld
0
ブランドが社会に対して起こす革新を見つける
はまおか
0
日本企業がグローバルブランドを築くときに重要なのは「おもてなし」の精神らしい。。。キタ━(゚∀゚)━!ってっ感じだけど、その文字を見た瞬間、0.3秒で本を閉じた。2014/05/17
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