内容説明
企業が市場競争で利潤を獲得するためには、他者より優れた製品やサービスを提供することが不可欠である。しかし、こうした製品やサービスの作り手や売り手は、他でもない自社の従業員である。企業はこうした担い手を自らの手で育成しなければならない。「人的資源」管理論は、従業員を単に「雇って使う」存在ではなく、自社の競争力を高める上で必要欠くべからざる「資源」であると考える。国際化や雇用問題など、最近のトピックスをフォローした第2版。
目次
第1部 人的資源管理の理論と歴史(人的資源管理論とは;人的資源管理のさまざまな概念;人的資源管理と労働市場;人的資源管理の歴史的発達 ほか)
第2部 人的資源管理の諸領域(初期キャリア管理―募集・選考・内定・初任配属;異動・昇進管理;定年制と雇用調整―さまざまな退職管理;賃金・労働時間 ほか)
第3部 人的資源管理の国際化(人的資源管理の国際比較と国際人的資源管理)
これからの人的資源管理
著者等紹介
八代充史[ヤシロアツシ]
慶應義塾大学商学部教授。博士(商学)。1959年生まれ。1987年慶應義塾大学大学院商学研究科博士課程単位取得退学。日本労働研究機構勤務を経て、1996年慶應義塾大学商学部助教授。2003年同教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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