内容説明
東南アジア地域に進出している日系企業の現地法人を、いかに現地に根づかせ経営を成功させるか、先進企業の事例を挙げて解説。日系現地法人の生の声をヒアリングし、具体的な取り組み事例を基に、現場での人材育成や労務管理のあり方などを紹介。日本における本社マネジメントやグローバル・マネジャーの育成についても詳解。
目次
日本企業のグローバル化と東南アジアの重要性
第1部 日系企業はいかにして経営の現地化と人材育成を果たしたか(東南アジアにおける日系企業の現状と課題;現地調査の概要と背景;先進各社の取り組み1―消費財事業;先進各社の取り組み2―生産財事業;経営現地化と人材育成の障害と対応;タイ・ベトナムにおける労務管理の特徴)
第2部 東南アジアの潮流変化と日本企業の新たな挑戦(東南アジアにおける新たな展開;東南アジアにおけるグローバル戦略の有効性と地域統括会社;グローバルグループ経営の構築;日本本社のグローバル化の課題と挑戦;経営現地化と人材育成の展望と提言)
著者等紹介
寺本義也[テラモトヨシヤ]
ハリウッド大学院大学ビューティビジネス研究科教授・メイ・ウシヤマ総合研究所所長、経営研究所名誉顧問。早稲田大学第一政治経済学部卒業、早稲田大学大学院商学研究科博士課程修了。学術博士。富士通、明治学院大学経済学部教授、筑波大学大学院経営システム科学専攻教授、北海道大学大学院経済学研究科教授、北陸先端科学技術大学院知識科学研究科教授、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授、同上ビジネススクールMOT&PhD担当教授を経て現職
廣田泰夫[ヒロタヤスオ]
1984年、日本輸出入銀行(現国際協力銀行)入行。財務部市場資金課長、金融業務部企画課長、審査部環境審査室長、国際事務統括部長、西日本国際営業部長等を歴任。2011年~2013年に一般財団法人海外投融資情報財団専務理事を務め、企業の海外事業展開に関する調査研究、企業への情報提供等の業務を統括。慶應義塾大学経済学部卒
高井透[タカイトオル]
早稲田大学大学院商学研究科博士後期課程修了。商学博士。現在、日本大学商学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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