内容説明
大阪版市場化テスト推進の中心人物である2人がこれまでの経緯をとりまとめ、他の自治体の参考に提供。ベースとなるわが国の公共調達制度の概要や国内外の市場化テストの動向にも可能な限り言及し、今後の市場化テストがさらに活用されるための条件を提示した。
目次
1章 わが国の市場化テストと大阪版市場化テストの特徴
2章 大阪版市場化テストの導入と官民比較
3章 民間によるサービス提供とモニタリング
4章 個別事業・業務に関する導入エピソード―2013年3月実施インタビューの内容
5章 市場化テストの課題と方向
著者等紹介
光多長温[ミツタナガハル]
1967年東京大学経済学部経済学科卒業。1993年日本開発銀行(現、日本政策投資銀行)名古屋支店長。1995年(株)富士通総研常務取締役兼研究理事。1999年鳥取大学教育地域学部(現、地域学部)教授。2001年公益財団法人都市化研究公室理事長。2009年鳥取大学特任教授(同)
松尾貴巳[マツオタカミ]
経営学博士(神戸大学)。1991年大阪府立大学経済学研究科博士前期課程修了。(株)三菱総合研究所入社。1998年同社経営コンサルティング部(研究員)退職。大阪府立大学経済学部助教授。2004年神戸大学大学院経営学研究科助教授。2011年神戸大学大学院経営学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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