内容説明
グローバリゼーションの実態を多国籍企業の視点で読み解く。
目次
第1部 世界産業地図、多国籍企業、新たな競争モデル(世界の新経済空間と新産業地図;多国籍企業の論理 ほか)
第2部 国際企業経営、戦略的提携、産業空洞化(本社と海外子会社の関係をどうするか―戦略と組織の関係再考;グローバル・アライアンスが企業戦略の潮流に―最近のPSA‐GM協定の事例検証から戦略提携の意味を再考 ほか)
第3部 グローバル価値連鎖(グローバル価値連鎖の日米欧比較―欧州企業では市場別の適応性に優れたマルチナショナル戦略;グローバル価値連鎖戦略の日米欧比較―アウトソースの米国企業・グローバル化の日本企業・企業内垂直貿易の欧州企業 ほか)
第4部 経営モデルの国際比較(日米欧・新興国経営モデルの国際比較―経営組織・企業統治・経営戦略で違いはあるか;企業統治、経営戦略の国際比較)
第5部 21世紀の新産業地図とグローバル価値連鎖(グローバル価値連鎖ガバナンスの日米欧比較;グローバル価値連鎖ガバナンスとハイブリッド化―グローバル経営の競争優位上の複合的展開プロセス ほか)
エピローグ 現代の国際経営戦略論の系譜と展望
著者等紹介
瀬藤澄彦[セトウスミヒコ]
帝京大学経済学部/大学院教授。パリクラブ(日仏経済交流会)会長。諏訪東京理科大学講師。早稲田大学法学部卒業後、ジェトロ(日本貿易振興機構)アルジェー・パリ・モントリオール駐在、フランス経済財政産業省・対外経済関係局(DREE)米州東アジア部対日顧問などを歴任。フランス国家功績勲章・オルドル・ナシオナル・ド・メリット・シュバリエ賞大統領叙勲、フランス貿易振興機構(UBIFRANCE)理事長・貿易貢献表彰・銀メダル章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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