内容説明
国際ビジネスに必須の法務知識を２７の事例とＱ＆Ａで平易に解説。紛争関連も含めた契約全般にわたる留意点から債権保全・破産法制・独禁法・国際売買条約まで、主要４カ国の法制に基づく実務を比較解説。
目次
第１章 契約における準拠法
第２章 紛争解決手段
第３章 契約一般に関するルール
第４章 動産の売買契約における注意事項
第５章 債権保全関連の法制
第６章 独占禁止法と競争法
第７章 外国公務員に対する贈賄の罪（ＦＣＰＡ）
第８章 国際物品売買契約に係るウィーン条約（ＣＩＳＧ）
第９章 各国のコーポレートガバナンス
著者等紹介
安江英行［ヤスエヒデユキ］
英国弁護士・ニューヨーク州弁護士・丸紅（株）監査役。１９７３年京都大学法学部卒業。同年丸紅（株）入社。１９７７年米国ワシントン大学ＬＬ．Ｍ取得。ニューヨークおよびロンドン駐在を経て、２００１年丸紅（株）法務部長。２００５年丸紅（株）執行役員、２００７年同常務執行役員、２００８年同代表取締役常務執行役員、２００９年同監査役
劉新宇［リュウシンウ］
北京市金杜法律事務所パートナー弁護士・中国政法大学大学院特任教授。上海復旦大学法学部卒業、早稲田大学大学院法学研究科修士（民法）。１９９０年中華人民共和国労働省に入省、同省直轄の国有企業集団に勤務（総務副部長、法務部長を歴任）、１９９５年より弁護士として活動。２００１年丸紅（株）法務部中国法顧問、２００５年より北京市金杜法律事務所のパートナー弁護士。中国国際経済貿易仲裁委員会（ＣＩＥＴＡＣ）仲裁人、一般社団法人日本商事仲裁協会（ＪＣＡ）名簿仲裁人（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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