内容説明
「95%ルール」の見直しにより、消費税の仕入税額控除の実務が大きく変わります。本書では、仕入税額控除における個別対応方式の用途区分に焦点を絞り、基本的な考え方を解説するとともに、実務的な使いやすさを考慮して、勘定科目別にその論点を整理しています。また、複雑化・煩雑化を迫られる企業経理の現場に向けて、経理ソフト作成会社からの対応策も提言しています。
目次
第1章 仕入税額控除における「95%ルール」の見直し
第2章 「個別対応方式」と「一括比例配分方式」の基本
第3章 個別対応方式の用途区分
第4章 個別対応方式の勘定科目別論点
第5章 課税売上割合算出上の実務上の論点
第6章 システムによる対応