内容説明
突如表面化する会社の内紛・乗っ取り。非上場会社における支配権獲得戦において用いられる法的制度の解説にとどまらず、実際の問題に直面した場合に攻撃側と防衛側がどのように対応しているか、またどのように対応すべきかという視点からも説明。長年M&Aや支配権獲得戦に関わってきた著者の経験をもとに、根拠となる法規や判例、学説を示しながら、わかりやすい解説を行っている。
目次
第1編 会社情報の収集(会社情報の収集の手段;業務および財産の状況に関する検査役選任申立て ほか)
第2編 株式(譲渡制限株式の譲渡の手続き;譲渡制限株式による会社防衛の有効性 ほか)
第3編 株主総会(少数株主の招集にかかる株主総会;総会検査役 ほか)
第4編 取締役(利益相反取引;競業取引違反 ほか)
第5編 その他(監査役の重要性;和解における注意点)
著者等紹介
高村隆司[タカムラタカシ]
昭和25年1月25日生まれ。昭和51年3月東京大学法学部第1類卒業。昭和52年3月同第2類卒業。昭和54年4月弁護士登録。昭和59年4月高村隆司法律事務所開設。平成8年8月弁理士登録。東京弁護士会会社法部部員、税務特別委員会委員(元委員長)。独占禁止法部部員(元事務局長)。日本弁理士会著作権委員会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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