内容説明
本書は、東日本大震災により、いま問題となっており、今後も続出してくると思われる不動産に関する法律問題を解説するものです。地震や津波、それらに伴い生じた液状化現象、原発事故の影響で住めなくなったり修繕が必要になった家(持ち家、マンション)、借地上の家、借家、賃貸マンションやアパート。それらをめぐる権利義務関係や責任問題、補償、費用負担、保険、国の支援制度などをわかりやすくまとめています。
目次
第1章 持家・持ちビル(建築途中の建物;建物解体時の注意点 ほか)
第2章 マンション(区分所有建物)と震災(地震によるマンションの損壊と売主・建築業者の責任;マンションの修繕、建替え ほか)
第3章 借地と借地上の建物(地震・津波により土地が損壊した場合;地震・津波で全壊した借地上の建物の再築 ほか)
第4章 借家・アパート・賃貸マンション(地震・津波と借家契約;地震・津波と大家の責任 ほか)
第5章 保険(地震保険とは;保険金請求の手続 ほか)