内容説明
所得税、法人税、消費税であれば、ある程度の免疫ができているものの、相続税は不慣れなため、大きな不安を抱えている会計事務所や相続人が多いようです。また、相続税の税務調査で申告誤りを指摘され、数億円の追徴税額が発生することもあり、税理士損害賠償事件まで発展するケースもあります。どのように税務調査が行われるのか、どのように調査対象者を選定しているのかなど、“いざ”というときに慌てないノウハウを満載した“備えあれば”の一冊です。
目次
第1章 相続税の税務調査対応の心構え
第2章 最近における相続税の税務調査の特徴と傾向
第3章 相続発生から税務調査までのプロセス
第4章 相続税の税務調査の2つの類型
第5章 相続税の税務調査のいろいろな手法
第6章 納税環境の整備と除斥期間等
第7章 相続税の税務調査の対象となる推定要件
第8章 事例から学ぶ相続税調査への対応策
第9章 「申告漏れ・申告誤り」を未然に防ぐチェックポイント
第10章 税理士による適正な納税申告の実現に向けて