内容説明
現代企業の経済活動を正しく理解するには、ゆったりと流れる大河の如く、商人たちが五百年余の歳月をかけて実践し、熟成してきた複式簿記の技術とその原理をマスターすることが不可欠である。大学の標準テキストとして作成された本書は、こうした目的を実現する手引き書であると同時に、職業会計人への第一ステップとなる簿記検定試験(三級商業簿記及び二級商業簿記・工業簿記)に最適なテキストである。
目次
第1部 企業簿記の基礎(複式簿記の本質;複式簿記の計算構造 ほか)
第2部 主要取引の会計処理と決算(主要な取引;決算手続 ほか)
第3部 諸取引の会計処理(流動資産の取引と記帳;固定資産の取引と記帳 ほか)
第4部 株式会社の会計(株式会社会計;連結会計の基本)
第5部 工業簿記(工業簿記の基本;費目別計算 ほか)