内容説明
「会計ビッグバン」とか「会計革命」といった言葉で表現されるように、わが国の企業会計は、目下、大きな変貌を遂げつつある。平成９年に行われた「連結財務諸表原則」の改訂はその１つであり、本書はそれを受けて、第１５章の連絡会計を全面的に修正し、第２版とした。企業会計審議会は、その後も矢継ぎ早にいくつかの「意見書」を公表し、それに基づく会計基準の改訂が進展している。「研究開発費等に係る会計基準」「金融商品に係る会計基準」「外貨建取引等会計処理基準」などがその一部である。それらの改訂を反映すべく必要な修正を加えて、第３版とした。
目次
現代社会と会計情報
簿記の意義と種類
財務諸表の基本構造
複式簿記の基礎
諸取引に関する記帳処理
決算の簿記
帳簿組織
資産の会計処理
商品売買の特殊形態
株式会社における資金調達の会計処理〔ほか〕
