内容説明
簿記は計算技法の一種であるといえる。しかし、高等数学を使うわけではなく、要は計算技術のルール・約束をマスターすれば、いとも簡単で、おもしろい学問である。このルール・約束のマスターには特に最初のステップが重要であり、最初でつまづくと、興味を失ってしまい、理解困難となるおそれが多分にある。本書は、そのような点に留意して書かれたものである。つまり、初学者が一歩一歩着実にステップを踏みながら、簿記を征服していくよう配慮したものである。
目次
第1部 複式簿記の基礎とその一巡
第2部 個人企業簿記
第3部 株式会社簿記
第4部 帳簿組織
第5部 簿記の特殊問題