出版社内容情報
教職課程における「教育の理念並びに教育に関する歴史及び思想」に対応する初学者向けの教科書。学生が自身の教育経験に基づいて抱きがちな固定観念を学びほぐし(unlearn)、教育を多面的にとらえる思考力を育むことを目的としている。特徴は、AIを学習と対話の”きっかけ”として活用している点。AIの出力をあえて検討対象とし、思考を深める素材として使うという先進的な内容で、探究型学習との親和性が高くなるよう構成。
【目次】
目次
第1章 教育とは何か
第2章 古代から近代までの西洋の教育思想
第3章 西洋における近代公教育の成立と発展
第4章 日本における近代公教育の成立と発展
第5章 進歩主義教育の拡がり
第6章 日本の大正自由教育
第7章 戦後教育改革
第8章 脱学校社会論とオルタナティブ教育
第9章 少子高齢化社会における家庭と子ども
第10章 スタンダードと教育
第11章 近年の教育改革(1)学力テスト体制の拡がり
第12章 近年の教育改革(2)グローバリゼーションと教育
第13章 生成AIと教育
著者等紹介
木場裕紀[コバヒロキ]
博士(教育学)。学歴:東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得満期退学。職歴:大同大学講師。東京電機大学未来科学部/教養教育センター准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。