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内容説明
公共性の新しいかたちとは?世界の対話の場を開くためのジャーナリズムはどうあるべきか。気鋭の論者が読み解く新たな地平。
目次
なぜいまジャーナリズムを考えるか
第1部 ジャーナリズムと公共性(ジャーナリズムとは何か―近代とジャーナリズム;明治期~戦前日本における“ジャーナリズム”の形成と終焉;間メディア社会の“ジャーナリズム”;大震災社会における社会的弱者とジャーナリズム―大震災・原発事故に関する社会調査結果をふまえて)
第2部 間メディア社会における新しいジャーナリズム(データ・ジャーナリズムの現在と課題;誰もがジャーナリストになる時代―ミドルメディアの果たす役割と課題;ソーシャルメディア時代のジャーナリズムの変容とその課題―「メディア間の対立の融解」と「信頼の自明性の喪失」という視点から;ウィキリークスとジャーナリズム)
第3部 拡張する“ジャーナリズム”(“広告”の視点からジャーナリズムを考える)
第4部 グローバル世界のジャーナリズム変容(The Daily Show with Jon Stewartと米国TVジャーナリズム;中国社会におけるインターネットの「世論監督」機能―「三層モラルコンフリクト・モデル」から見たネットの政治的役割;韓国のデジタル・オートクラシー―2012年韓国大統領選挙における権力とネットの不穏な結合;アルジャジーラというジャーナリズム)
第5部 未来に向かって(ジャーナリズムの明日―二度の政権交代とネット選挙)
著者等紹介
遠藤薫[エンドウカオル]
東京大学教養学部基礎科学科卒業(1997年)、東京工業大学大学院理工学研究科博士課程修了(1993年)、博士(学術)。信州大学人文学部助教授(1993年)、東京工業大学大学院社会理工学研究科助教授(1996年)を経て、学習院大学法学部教授(2003年~現在)。日本学術会議会員、社会情報学会副会長、横断型基幹科学連合副会長。専門は理論社会学(社会システム論)、社会情報学、文化論、社会シミュレーション(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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