内容説明
急速に拡大を続けるアマゾン・コムとはどのような成り立ちの会社で、どのような経営哲学を持った会社なのであろうか、それらについて多様な観点から考察したのが本書である。
目次
ジェフ・ベゾスの神話
インターネット時代の幕明け
シアトルへ一路爆走する男と女
アマゾン・コム、いよいよ営業開始
アマゾン・コムの源流
バーンズ&ノーブル・コムの栄光と悲惨
ワンクリック特許―奇妙なビジネスモデル特許
か細きダビデ、ゴリアテに変身
勢いを増すアマゾン・コム―連続する企業買収
アマゾンのコンピュータ化されたビジネスのしくみ
電子ブック端末キンドル
アマゾン・ウェブサービスAWS
アマゾン・コムの将来
著者等紹介
脇英世[ワキヒデヨ]
昭和22年東京生まれ。昭和52年早稲田大学大学院博士課程修了、工学博士。現職、東京電機大学工学部情報通信工学科教授。東京電機大学理事、工学部長、工学部第1部長、工学部第2部長を兼務。情報通信技術審議会技術委員、基盤技術開発促進センター委員・技術委員、通信放送機構臨海研究開発プロジェクトリーダー、ほかに政府関係委員会、審議会委員などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふ~@豆板醤
28
3。ほとんど会社の歴史について。ざっくりつまみ読み。「Work hard,have fun,and make History 」2017/09/27
tegege
2
これはギャグの本?パッチワークのように資料を積み重ね、根拠と流れがよくわからぬ筆者の意見が頻出する。内容はamazonにこじつけるかのように、あちこちへ飛ぶ。論理的思考を整理するのに、最適な本かもしれない。2011/06/20
deerglove
1
論文用にナナメ読み。著者がきちんと調べた内容が掲載されているのでそれなに役には立ちました。他の方のレビューにあるように本題と直接関係ないウォール・マートの歴史などは読み飛ばし、特許の話も素通りしたので、いつか読み返そうかしら。2020/01/08
グーテンベルク
1
タイトルに偽りあり。Amazonとジェフベゾスに関する情報が半分以下で、同時代のネット起業家達のエピソードや蘊蓄が大半を占める。Amazonに関する内容も技術的視点からの退屈な話が多く、いまでは情報が古くなりまったく参考にならない。致命的なのが著者の自己主張が極端に激しく、本を読んでいるというより個人ブログを読んでいるような印象を受けた。2016/01/28
ハルトライ
1
駄本以外の何者でもない。まず、なによりも著者の自意識がひたすら邪魔だ。「特許について語ろう」とか言ってる部分では、特許の話ではなく「自分がいかに特許を理解するのに苦労したかの話」をしている始末。読み終わって、思わず「お前は、ロッキングオンのライターなのか…」と言いたくなってしまった。2015/07/28