出版社内容情報
意思決定や裁判支援、マルチエージェントシステムによる推論や交渉などに応用が可能な数理議論学について解説。人工知能分野において新たに確立された「数理議論学」について解説。この理論は、意思決定や裁判支援、マルチエージェントシステムによる推論や交渉など、あらゆる分野の垣根を超えて活用することが可能。AI分野における議論研究に関する教科書・参考書として最適。
若木 利子[ワカキ トシコ]
新田 克己[ニッタ カツミ]
目次
序論(数理議論学とは?;非単調推論と論理プログラミング)
第1部 抽象議論(抽象議論の理論;プリファレンスと価値を用いた抽象議論)
第2部 構造化論証を用いた議論(仮説に基づく議論;ASPIC+フレームワーク;不動点意味論と対話的証明論;プリファレンスと仮説に基づく議論)
第3部 議論の応用(意思決定と実践的議論;議論をするマルチエージェント;法的論争への数理議論学の応用)
著者等紹介
若木利子[ワカキトシコ]
名古屋大学理学部物理学科卒業(1969年)。京都大学理学研究科博士課程単位取得退学。東京工業大学博士(理学)。株式会社富士通研究所、富士通(株)国際情報社会科学研究所、富士通株式会社、芝浦工業大学教授(1999年~2012年)を経て、芝浦工業大学名誉教授
新田克己[ニッタカツミ]
東京工業大学工学部電子工学科卒業(1975年)。東京工業大学大学院理工学研究科電子物理工学専攻博士課程修了(1980年)、工学博士。電子技術総合研究所、(財)新世代コンピュータ技術開発機構、東京工業大学教授(1994年~)を経て、東京工業大学情報理工学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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