出版社内容情報
テレビゲームを子供たちがよりよく学び、育ってゆくためのツールとして積極的に利用することを提案。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かりん
2
3:定義付けがないまま、このゲームはここがいい、あのゲームはあそこがいいと言ってる感じ。結果として学べるのと教育は違う気がするのだが…。強制されない学習。米軍募集用ゲーム。デジタルネイティブ、デジタル移民。不確実性を取り入れる。教育とエンターテインメントの区別。トゥインキング。2008/12/27
yumechi
1
デジタルネイティブが育っている環境はあきらかに我々が育ってきた環境とは異なり、ゲームやデジタルデバイスが偏在している、ということを念頭に置かなければならない。私自身もまだ学生であり、直感的にわかる部分もあるのだが、今の子供達はさらに進んだ世界におり、常日頃から多種多様なメディアに触れているのだなあと感じる。ゲームのネガティブな部分に触れているメディアも多いが、すでにそれは旧世代的な発想であり、それならゲームの中に学べるものを埋め込んだほうが確実だよなあ。教育に対する価値観が大きく変わった。2014/12/10
sumi
0
ゲームの教育的効果を繰り返し訴えかける。デジタル移民とデジタルネイティブの境界には納得。結局は親子の対話と互いを理解しようとする努力か2014/03/08
hayate
0
豊富な事例とともに、ゲームの複雑性と多様性を説いている。藤本氏の訳が丁寧であり、原著がそもそも堅苦しく書かれていないので読みやすい。テレビゲームを教育に生かす―このコンセプトの元に「デジタル移民」を説得し、「デジタルネイティブ」に学ぶように促す。この本ではっきりしたことは、やはりゲームには「そもそも社会の役に立つか?」ではなく「どう使えば社会の役に立つか?」というアプローチが重要であるということ。2012/12/13
ワフー
0
理想で切り捨てることもできるんだろうけど、可能性の一つではありそう2011/12/02
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