出版社内容情報
ワイヤレス通信技術に関する教科書の改訂版。今では一般的に利用される無線LANシステムのWiFi、モノとインターネットを融合した技術であるIoT、次世代通信システムの5Gなどの最新技術を解説し、今後の技術動向についても触れる。新たな演習問題を多く掲載するとともに、詳しい解答、書籍内で用いた図版画像をWEBからダウンロード可能。
目次
ワイヤレス通信の発展の歴史
電波の基本的性質
変復調方式
多元接続方式
信頼性確保のための技術
高速化のための技術
モバイル通信システム
無線LANシステム
衛星通信システム
短・近・長距離通信システム
測位システム
IoTシステム
著者等紹介
田中博[タナカヒロシ]
学歴:北海道大学大学院工学研究科精密工学専攻修士課程修了(1985)。博士(工学)(1994)。職歴:日本電信電話株式会社(NTT)横須賀電気通信研究所入所(1985)。宇宙開発事業団(現宇宙航空研究開発機構)出向(1994‐1997)。衛星搭載通信機器、衛星通信システムおよびユビキタスサービスシステムの研究、実用化に従事。神奈川工科大学情報学部情報工学科教授(2006‐)、現在、IoTとAIによる応用システムの開発とその検証に関する教育研究に従事。第36回電波技術協会賞受賞(2022)
川喜田佑介[カワキタユウスケ]
学歴:慶應義塾大学大学院後期博士課程修了(2008)。博士(政策・メディア)。職歴:慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特別研究講師(2008)。電気通信大学電気通信学部人間コミュニケーション学科特任助教(2008)。同大ユビキタスネットワーク研究センター特任助教(2010)。同大大学院情報理工学研究科総合情報学専攻助教(2012)。改組により、同大大学院情報理工学研究科情報学専攻助教(2016)。神奈川工科大学情報学部情報工学科准教授(2018‐)、現在、RFIDを拡張したセンシングシステムをはじめとするIOTの研究に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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