出版社内容情報
情報技術の急速な発展に伴って、社会は大きく変化しています.パーソナルコンピュータやインターネットの出現と普及により,その変化は科学・工学の分野にとどまらず,ビジネス全般や日常生活におよび,産業構造までも変えつつあります.
その情報技術を学習する上で,基本となるディジタル技術を学ぶことは必要不可欠な内容です.本書は,ディジタル技術をこれから学ぼうとしている方が基礎から幅広く学べるようにと,執筆したものです.
本書は6章で構成されており,第1章ではディジタルの基本と表現方法について取り上げ,第2,3,5章でディジタル回路の基本回路から設計まで学習できるようになっています.さらに第4章ではトランジスタ回路を,第6章は実際にディジタル回路を製作する際に使われる標準ロジックICについて取り上げ,関連する電子回路の範囲までを学べることが特徴となっています.
全ての節は4ページで構成され,1ページ目に学習内容を説明し,それ以降に例題,4ページ目には練習問題を設けています.例題の解答ではなるべく詳しく解説して理解を深められるようにし,練習問題や章末問題を含めて発展的に様々な種類の計算問題に触れられるよう努めました.
本書が情報技術を志す人の学習に少しでも役に立ち,次のステップの学習への足がかりとなることを期待します.
本書の執筆に多くの指導を下さった監修の浅川毅氏,出版に努力を惜しまれなかった東京電機大学出版局の植村八潮氏,石沢岳彦氏に心から感謝します.
2004年5月
著者しるす
第1章 ディジタル回路の基礎
1.1 量記号と単位記号
1.2 アナログとディジタル
1.3 10進数と2進数,16進数
1.4 真理値表とタイミングチャート
第1章 章末問題
第2章 組み合わせ回路
2.1 基本論理回路1(AND,OR,NOT回路)
2.2 基本論理回路2(NAND,NOR回路)
2.3 基本論理回路3(Ex-OR,Ex-NOR回路)
2.4 論理回路の応用1(エンコーダとデコーダ)
2.5 論理回路の応用2(マルチプレクサとデマルチプレクサ)
2.6 論理回路の応用3(加算回路)
第2章 章末問題
第3章 順路回路
3.1 ラッチ(RSラッチ,Dラッチ)
3.2 RSフリップフロップとDフリップフロップ
3.3 TフリップフロップとJKフリップフロップ
3.4 順路回路の応用1(カウンタ)
3.5 順路回路の応用2(シフトレジスタ)
第3章 章末問題
第4章 トランジスタ回路
4.1 ダイオードとトランジスタの働き
4.2 トランジスタの種類と規格
4.3 トランジスタ回路の基本動作
4.4 バイアス回路
4.5 発振回路
第4章 章末問題
第5章 ディジタル回路の設計と簡略化
5.1 ブール代数
5.2 カルノー図
5.3 組み合わせ回路の設計
第5章 章末問題
第6章 標準ロジックIC
6.1 TTL,CMOSシリーズ
6.2 電源電圧と入出力レベル
6.3 ロジックICどうしの接続
第6章 章末問題
練習問題・章末問題の解答
索引
目次
第1章 ディジタル回路の基礎
第2章 組み合わせ回路
第3章 順序回路
第4章 トランジスタ回路
第5章 ディジタル回路の設計と簡略化
第6章 標準ロジックIC
著者等紹介
浅川毅[アサカワタケシ]
東海大学工学部電子工学科卒業(1984年)。東京都立大学大学院工学研究科博士課程修了(2001年)。博士(工学)。職歴、東海大学電子情報学部コンピュータ応用工学科助教授。東京都立大学大学院工学研究科客員研究員。第一種情報処理技術者
武田鎮一[タケダシンイチ]
東京電機大学工学部電気通信工学科卒業(1989年)。大阪大学大学院工学研究科博士後期課程修了(1994年)。博士(工学)。職歴、富士通株式会社。東京都立町田工業高等学校教諭
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