内容説明
“生きること”の喜びと哀しみを感動のうちにうたいあげる坂村真民。“念ずれば花ひらく”や“二度とない人生だから”など初期の作品の中から著者自らが選んだ珠玉の詩305篇を収録。真民詩集の決定版。
目次
六魚庵天国
三昧
かなしきのうた
観音草
アジアの路地
赤い種
静かな愛
朝の眼の中に
春の泉
梨花
川は海に向つて
もつこすの唄
海から海に立つ虹
著者等紹介
坂村真民[サカムラシンミン]
1909年(明治42年)1月6日熊本県生まれ。熊本県立玉名中学校卒業。神宮皇学館入学。昭和4年岡野直七郎師の主宰する蒼穹に入会し短歌に専心。昭和12年「与謝野寛評伝」を書き蒼穹社より刊行。21年佐伯秀雄氏と歌誌「海燕」を発刊。25年1月個人詩誌「ペルソナ」(現在詩国)を創刊し、以後詩作に専念。26年4月、第一詩集「六魚庵天国」。平成18年12月11日永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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