聖ツォンカパ伝

聖ツォンカパ伝

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  • サイズ A5判/ページ数 299p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784500007264
  • NDC分類 180.9
  • Cコード C3015

内容説明

ダライラマの奉じる仏教哲学を創始した聖ツォンカパの伝記。その生涯は今もチベットの僧侶たちの手本であり、彼の創始した祭りは僧院の年中行事である。ツォンカパ伝は無数に存在するものの、本書は最古層に属し、後に現れるツォンカパ伝の基礎となった四つの伝記をとりあげた。

目次

第1部 『私の目指したことは素晴らしい』(ツォンカパ=ロサンタクパ著)(帰敬偈;諸師について仏教の様々な教えを学ぶ ほか)
第2部 『偉大なる聖師ツォンカパの素晴らしき未曾有のご事績、信仰入門』(ケドゥプジェ=ゲレクペルサンボ著)(幼少期;出家 ほか)
第3部 『宝のごとく貴き師の秘密の伝記、宝石の穂』(ケドゥプジェ=ゲレクペルサンボ著)(師ウマパ伝;ウマパを介しての文殊との対話 ほか)
第4部 『尊者ツォンカパの大いなる伝記の補遺、善説拾遺』(トクデンパ=ジャムペルギャムツォ著)(生地と父母について;父の夢 ほか)
第5部 『主ラマ様、偉大なるツォンカパのご事績を描いたタンカ』(ツォンカパの前世;誕生と少年期 ほか)

著者等紹介

石濱裕美子[イシハマユミコ]
1997年、早稲田大学大学院文学研究科より博士(文学)学位取得。現早稲田大学教育学部准教授

福田洋一[フクダヨウイチ]
1983年、東京大学大学院修士課程(印度哲学)修了。(財)東洋文庫チベット研究室専任研究員を経て2004年より大谷大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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メガネねこ

1
チベット仏教4大宗派のひとつ、ゲルク派の創始者ツォンカパの伝記。チベット仏教の偉人は、それは神秘的で超人のような書かれ方が多いのだけれど、ツォンカパの場合は天性の才能を有しつつも修行は一筋縄ではいかず努力して覚りを開いた様子が伺える。 ツォンカパの修行は、聖文殊によって導かれ、彼自身は文殊と直接コンタクトを取ることができず、師匠や弟子の霊感を通じて導かれて行くのである。 ゲルク派の創始者という偉大な方の伝記であるから、それはもう神々しい方として描かれており、ここら辺は他のチベット偉人伝記と似ている2011/08/24

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