内容説明
オリーヴ、トマト、アマンド、にんにく、ブイヤベース、アイオリー、アスペルジュ、エスカルゴー、リマソン、ブータルグ…プロヴァンスで暮した著者が、プロヴァンスの食材と伝統料理を中心に、人、自然、風俗、そして文学を語る。古きよき南仏を描いた名著復刊。
目次
にんにく
野兎
つみ草
かたつむり(エスカルゴーとリマソン)
精進料理
アマンド
ピスタッシュ
愛の林檎
菩提樹
薬草〔ほか〕
著者等紹介
村松嘉津[ムラマツカツ]
1906年、東京に生れる。津田英学塾、アテネ・フランセ卒業。滞仏二十年、その間、ソルボンヌ大学、コレージュ・ド・フランス、エコール・デュ・ルーヴル等に学ぶ。明治大学仏文講師、国語問題協議会理事。1989年1月没
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