新 中国仏教史

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  • サイズ A5判/ページ数 312p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784500006670
  • NDC分類 182.22
  • Cコード C0015

内容説明

中国仏教通史の決定版!古代から近代、特に現代中国の仏教の実態まで論及。「鎌田仏教学」の集大成、ここに完結。

目次

後漢の仏教
魏晋の仏教
五胡十六国の仏教
東晋の仏教
南朝の仏教
北朝の仏教
隋の仏教
唐の仏教
仏典の翻訳と撰述
隋唐の諸宗
仏教芸術の発展
宋の仏教
宋代の諸宗
遼金の仏教
元の仏教
明の仏教
清の仏教
中華民国の仏教
中華人民共和国の仏教

著者等紹介

鎌田茂雄[カマタシゲオ]
1927年神奈川県に生まれる。東京陸軍幼年学校、陸軍予科士官学校進学。敗戦により自然退学。1951年駒沢大学仏教学部卒業。1958年東京大学大学院博士課程満期退学。東京大学助手。1965年東京大学講師。1969年東京大学助教授。1974年東京大学東洋文化研究所教授。1988年東京大学退官。東京大学名誉教授。以後、愛知学院大学、国際仏教学大学院大学、中国社会科学院文献情報センター栄誉教授等歴任。文学博士。専攻は中国・朝鮮仏教史。日本学士院賞受賞。合気道六段。2001年5月12日逝去(73歳)
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感想・レビュー

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白としろ

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三国時代の曇柯迦羅(どんかから)、康僧鎧、曇諦(どんたい)、白延などが相次いで洛陽に。白馬寺諸経を翻訳。長安、建業、荊州にも白馬寺が建立。後漢の皇帝で初めて仏教を信奉したのは桓帝。後漢末期、儒教の地位の転落に伴い人々は厭世観にとらわれ老荘の虚無思想が隆盛、この後漢の過渡期に仏教史上名を残したのが、仏寺建立、仏像を作った笮融。三千人収容の浮屠寺、銅の仏像も。桓帝、霊帝、献帝時代に安世高(小乗禅学の系統)、支婁迦せん(しるかせん)(大乗般若学の系統)らの翻訳僧が活躍。霊帝時代に安息国の安玄が騎都尉に。2016/11/14

シノッツォ

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内容が難しい。というのも、仏教独自の用語が普通に使われているので、仏教語辞典などで確認しながら読む必要があった。また、通史で一気に読み進められるのでよかった。まだまだ理解できていない部分が多くあるので、一つの事柄について詳しく述べられている資料を探す必要がある。2018/10/19

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