内容説明
ベストセラーしかけえほん『エンサイクロペディア・神話の世界』第二作。古代の神話や宮殿をこれまで以上に複雑で革新的なポップアップによって再現しています。古代エジプトのナイル川の肥沃な河岸の探索や、古代ギリシャの雲の上にそびえるオリュンポス山にあるゼウスの王国の訪問をお楽しみください。北欧の神々の極寒の国を訪れ、玉皇大帝が天から国を治めるという極東の地を冒険するのもいいでしょう。オセアニアの大自然に分け入れば、嫉妬深い火山の女神ペレの怒りが地殻の下でふつふつと沸き立っています。冒険好きなみなさんを地球上の古い神話と伝説のすばらしい旅にお連れします。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
295
マシュー・ラインハートとロバート・サブダによる「しかけえほん」。最初の1ページ目を開いた途端にびっくりする。腕と脚をいっぱいに伸ばしたアヌビス神が飛び出してくるのである。これほどのポップアップ絵本は今までに見たことがない。実によくできていて、とってもカラフル。次いではパンテオン、そしてアルゴ船と、全部で6つの大掛かりな仕掛けが次々に展開する。子どもたちも興奮しそうだ。ただ、造りが繊細なため、あまり小さな子には向かないかもしれないが。どれが一番かなあ。最初のアヌビスもいいが、掉尾を飾るテスカトリポカ(?)⇒2023/09/02
毒兎真暗ミサ【副長】
26
分厚い【物体】だった。司書さんが「仕掛け絵本です」と言うので貰っていると「仕掛けなんです!」「仕掛けなんですよ!」と言う。……なんで3回言うんだろう。帰宅して開けてみると凄かった。仕掛けどころじゃない。横に書かれた詳しいギリシャ神話も注釈か?という衝撃。バイキングで遊んでしまった。絵本の範疇を超えてるし3800円以上の価値だった。今は絶版状態らしい。3回言ったあの人は反応が気になった事だろう。そうか。言われた時に、眼の前で開けてあげればよかったのか。そしたらきっと、笑っただろうな。2023/11/10
Hiromix
2
やっぱりすごい!!サブダさんの仕掛け絵本は!!2013/12/14