内容説明
大人になりたがらない永遠の少年、ピーター・パンは、世界中のこどもたちに愛されてきました。そのお話が、しかけえほん作家ロバート・サブダによってすばらしい作品になりました。空を飛ぶ妖精、立ち上がる海賊船など、魅力あふれるキャラクターが次々と立体的に立ち上がる名作しかけえほんです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
吉田あや
72
戯曲ピーターパンのいろんな版の最終形態としてまとめられたというピーターパンとウェンディの飛び出す仕掛け絵本。サブダの作る絵本は細部まで楽しみが仕掛けてられていて、舞台同様に物語を立体的に楽しむという理念がそこかしこに込められているので、何度開いてもその情熱にわくわくする。月に映るピーターの横顔、かわいいナニー犬のナナ、勇ましいタイガー・リリー、やきもち焼きのティンカーベル。ピーターパンが本質的に奥に持つ悲しみや切なさを吹き飛ばしてくれるようなサブダの描くピーターパンが大好き。2016/03/23
るう
0
ページを開くと登場人物や場面ごととびだす作りの絵本です。文字が小さく絵柄は外国風なので好みが分かれそうですが、読み聞かせにはとても良いと思います。仕掛けがすごい分ちょっとお高いのがネック(笑)ほかにも同じシリーズがいくつか出ています。