出版社内容情報
今から100年も昔、ビアトリクス・ポターという若い女性によって作られた「ピーターラビット」は世界中の人々を魅了しました。その魅力ををあますところなく紹介。
内容説明
1893年、お話がじょうずな、若い女性が知人の子どもへ、絵手紙を送りました。そこには、いたずらが大好きなうさぎのお話が描かれていたのです。やがて、そのお話は「ピーター・ラビット」という、小さな本になりました。そして、多くのファンの心をとらえたのでした。
目次
ピーターラビットに出会う(こんにちは、ピーターラビット;ビアトリクスの誕生 ほか)
どうぞ、楽しんで!(グロースターの仕立て屋;ねずみたちがつくったチョッキ ほか)
ピーターラビットの友だち(ピーターラビットの世界;ティギー・ウィンクルおばさん ほか)
丘をこえて、はるかむこうへ(時はすぎて;子ぶたのピグリン・ブランド ほか)
長寿のピーターラビット!(ピーターラビットの履歴書;世界をかけめぐるピーターラビット ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
花林糖
20
(図書館本)【ビアトリクス・ポター生誕150周年】ポターの生涯とピーター・ラビットにつての丁寧な説明が、豊富な写真・カラー図版と共に紹介されている。出版当時の関連グッズの掲載はとても嬉しい。積読中の「妖精のキャラバン」も載っていて有難い。2016/04/23
anne@灯れ松明の火
15
遠い方で。展覧会予・復習。予習の時は、ふーんという感じだったが、鑑賞後の復習は楽しかった。大きく、重たい本だが、充実した内容で、借りて良かった。ピーターも大ファンというわけでもないのだが(だいたい、ちゃんと読んだことがなかった)展覧会も行ってみて良かった。2017/10/31
しろのあ
4
ポターの伝記よりも作品に焦点を絞った本。作品ごとの刊行されるまでのエピソードが年代順に並べてあって年表つくりに重宝します。写真がとにかく豊富で、当時発売されたピーターグッズ(海賊版もあり)など、なかなか見られない資料が満載です。スケッチやポターさんと仲良くしていた子供たちの写真、なんとお父さんの絵まで!(どうも、ポターさんのユーモアのセンスはお父さんゆずりのような気がします)定価が4000円以上するのですが、これは手元に置いておきたい本です。2014/10/03
みよちゃん
3
ピーターラビット及び関連する本、大体は読んでいましたが、この本は未読でした。本ができるまでの背景やポターの置かれた状況が作品と並行して、解説され、絵はもちろん父の写真などにも言及され大変参考になった。野ねずみチュウチュウおくさんとマルハナバチとジャクソンさんのやり取りが気に入ってました。昔着ぐるみのバレー映画を見たこともおもいだしました。 2016/04/28
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