出版社内容情報
2024年3月末、ついに74式戦車の運用が終了しました。74式戦車は、1974年に採用されてから1991年までに総数873両が生産され、後継の90式戦車と10式戦車が登場したあとも抑止力の一翼を担ってきた、文字どおりの主力戦車でした。本書は半世紀もの間、各地でファンに親しまれてきた74式戦車を、その外観から詳細なディテール、演習や実弾射撃、マーキングまでを写真で紹介します。
本文では、歴史やメカニズム、操縦や運用法までを詳述するほか、イラスト図解によって乗員の視線でそのメカニズムを明らかにします。さらに、これまで公開されなかった車内の特別取材が実現。砲塔内や操縦席の様子はもちろん、乗員の動作についても連続カットで紹介しています。
内容説明
半世紀にわたって日本の抑止力の要となり続け、ついに運用が終了した74式戦車へのレクイエム。74式戦車の外観やディテールに加え、インテリアや乗員の戦闘動作を特別取材。実弾射撃や潜水渡渉、姿勢変換、エンジン整備など、密着取材記録も多数収録。本文では詳しいメカニズム解説、戦車の動かし方や運用の方法などを詳細に記述。
目次
特報1
74式戦車(74TK)の各部名称
74式戦車完全読本Part1
陸上自衛隊74式戦車取材記録写真集
特報2
陸上自衛隊74式戦車ディテールチェック
74式戦車完全読本Part2
付属装置付き74式戦車
74式戦車の105mm砲弾
74式戦車部隊マークコレクション