出版社内容情報
陸上自衛隊が、2016年に導入した16式機動戦闘車。2013年の試作車から量産車まで、陸自最新鋭の装備を詳細に写真で紹介。陸自最新鋭の装備を、詳細に写真で紹介
陸上自衛隊が、これまでにないカテゴリーの装備として2016年に導入したのが16式機動戦闘車(略称MCV)です。
MCVは、最高速度100kmを発揮する8輪式の車体に、74式戦車と同等以上の攻撃力をもつ105mm砲を装備した砲塔を搭載。
航空機による輸送を含む高い戦略(長距離)機動性を武器に、多様な事態に迅速に対処することを目的とします。
本書は2013年に報道初公開された試作車から、昨年秋に部隊配備が始まった量産車を追った写真資料集です。
公開行事をはじめ、射撃や上陸などの各種演習、一般公道の走行シーンなど、可能な限りの写真資料を集めました。
ディテール写真も豊富に掲載しています。
浪江俊明[ナミエトシアキ]
著・文・その他
内容説明
全国に機動展開する最新鋭装備、16式機動戦闘車をいち早く紹介。試作車から量産車、ディテールまでを完全チェック。陸上自衛隊16(ヒトロク)式機動戦闘車は2017年の晩夏に部隊配備が始まったばかり。90式戦車にひけを取らない105mmを搭載し、8輪駆動の車体は最高時速100kmを発揮する。いざとなれば、空自のC‐2輸送機に搭載し、真っ先に現場に駆けつけることができるのだ。
目次
16式機動戦闘車の各部名称と機能
今後の陸自機甲科部隊を支える新カテゴリーの装甲戦闘車両
量産車写真集
機動戦闘車と即応機動連隊
16MCVの使用弾薬
試作車の報道公開と展示の足跡
16式機動戦闘車ディテールチェック