ガ島航空戦〈上〉ガダルカナル島上空の日米航空決戦、昭和17年8月‐10月

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ガ島航空戦〈上〉ガダルカナル島上空の日米航空決戦、昭和17年8月‐10月

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  • サイズ A5判/ページ数 303p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784499231879
  • NDC分類 391.28
  • Cコード C0076

出版社内容情報

ガダルカナル島を巡って日米両軍の海と空と陸で激戦が展開。上巻では、昭和17年8月から10月までの航空戦前半部分を記録。昭和17年8月、南太平洋のガダルカナル島に米軍が上陸を開始した。
これまで無敵の進撃をつづけてきた日本海軍に対する初めての反撃であった。
以後、ガ島と呼ばれた、このガダルカナル島を巡って日米両軍の海と空と陸で激戦が展開された。
ガ島を巡る海戦と陸戦に関しては、すでに多くの戦史書籍が刊行されているが、
ガ島を巡る航空戦を包括的に記録した書籍は未だ出版されていない。
本書は日本海軍航空隊と、米海軍および海兵隊の航空隊の一次資料を駆使して、
ガ島上空の空戦ひとつひとつのすべてを検証。
つまり、日本海軍航空隊の所属機が撃墜したと報告している米軍機が本当に落ちているのかどうか、
米軍資料での裏付け作業を行ったのである。
こうして、これまで明らかにされていなかったガ島周辺空域での航空戦の実像が初めて明らかになった。
ガ島航空戦上では、昭和17年8月から10月まで、6ヶ月にわたって航空戦の前半部分を記録。
ガ島の飛行場を奪った米軍を攻撃する零戦と陸攻の戦いを中心に、
船団掩護などに活躍した水上陸部隊の記録にも多くのページを費やしている。

梅本 弘[ウメモト ヒロシ]

内容説明

上巻では、ガ島進攻の中継ぎとなる航空基地が整備されるまでの間、基地防空、船団の上空警戒、偵察、飛行場薄暮攻撃と八面六臂の活躍をしていた水戦、零観など水上機隊の戦闘記録も数多く掲載。これら水上機をはじめ、零戦、陸攻、艦爆、大艇などによる空戦記録を一例ごとに日米両軍の一次資料からの損害記録で照合、両軍共に過大に流れやすい撃墜戦果報告の実数、実態を追究している。

目次

昭和17年8月 米軍ガ島上陸(8月、「空の要塞」を迎え撃つ水上戦闘機;精強「台南空」零戦隊、次々と撃墜戦果を挙げる;新鋭、零戦三二型、二号艦戦がラバウルに到着 ほか)
昭和17年9月 日本軍、ガ島に逆上陸(雨季到来。悪天候の中、ガ島飛行場を空陸から猛攻;「全水戦隊及び観測機隊は三分間待機とせよ」神川丸水戦隊の初邀撃戦;零戦隊、ガ島上空でワイルドキャット4機を屠る ほか)
昭和17年10月 南太平洋海戦(ガ島への「鼠輸送」再開。駆逐艦での挺身輸送作戦成功;8機撃墜。悪天候に阻まれつつも大成功に終わった航空撃滅戦;戦闘機掃討、一転して未帰還零戦8機の惨敗 ほか)

著者等紹介

梅本弘[ウメモトヒロシ]
1958年茨城県生まれ、武蔵野美術大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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roatsu

12
日米航空戦に関し、彼我記録の検証を中心に今日判明する限りで実戦果を詳らかにし戦後作られた根拠なき伝説や判官びいきの通説を排した冷厳な史実を読者に伝える著者最新作。無敵零戦の神話に終止符が打たれ、夥しい精鋭搭乗員を喪失して海軍航空隊の屋台骨をガタガタにした南東方面の大消耗戦の端緒たるガ島をめぐる空の戦いを追う。空戦で敵機を落とし、戦果を正確に把握する至難さ、その戦果誤認がもたらす作戦方針の大きな過誤、米機の堅牢さに日本機の脆弱さなど彼我の明暗を分けていく諸要素や、日ごとの詳細な戦局推移も読み取れる傑作戦記。2016/07/05

フロム

8
ガ島を巡る航空戦で目に付くのは主役はゼロ戦よりも水上機と言う事である。ゼロ戦や爆撃機はある程度整備されないと進出できないので当然最前線で活躍するのはフロート付きの水上戦闘機だがこれは指摘されないと分からない事実である。そしてガ島は餓島とよく揶揄されるが本著を読む限りでは海軍は配備される戦力を(少なくとも上巻は)振り絞って陸軍を援護している事実である。連日海軍機は長躯遠征し、駆逐艦、輸送艦も相当熱心に輸送作戦を刊行している。本著から読み取る限り米国の楽勝感は微塵も伝わってこない。お互いギリギリだったのだ2018/10/19

フロム

6
再読、日米の『被』撃墜記録を基に戦記、日報を参考にしながらガタルカナル航空戦を明らかにした本。兎に角細かいのでガタルカナル島をめぐる航空戦を俯瞰するにはこれ一冊でOK。そこでまず目に付くのは撃墜及び撃破報告の不確かさだ。これはシリーズ全般に言える事だが戦時報告書と事実を比較すると相当の開きがある。つまり戦闘時における戦果確認の難しさの証明なのだが、これは日米の『被』撃墜を参考にする事で初めて分かる事実なので著者がいなければ、永遠に分からなかった可能性すらある。そう考えると間違いなく価値ある一級の本である。2016/09/08

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