出版社内容情報
私家版戦車入門は、戦車の登場から100周年という今年、そもそもどうして戦場に戦車が必要だったのか、
いかにして誕生し、発達して行ったのかという先人たちの悪戦苦闘をカラーの分かりやすい図解で
ひとつひとつ解明してゆく大人の絵本です。
第1巻は、第一次大戦中に敵弾を弾き返しながら荒地を進み、塹壕を乗り越えて行く新兵器、
英国のマークⅠ「タンク」の誕生を促したキャタピラーの発明と、戦車へとの発達を描いています。
映画「ガールズ&パンツァー」の大ヒットで、一般に戦車への関心が非常に高まっている今、
ユニークな視点からの正確、緻密な図解で定評のある著者が戦車というものの誕生を描く本書はまさに待望の一冊。
「ガールズ&パンツァー」制作スタッフも本書に絶大な支持してくれています。
内容説明
戦車とはなにか。戦車(タンク)が誕生してから100年。第一次世界大戦の戦車誕生前後のイギリス軍を中心にまとめた戦車の本。
目次
第1章 敵弾を跳ね返し、荒地を進め。(イギリスの蒸気トレーラー;巨大車輪の系譜 ほか)
第2章 英国の履帯で走るドイツ皇太子(「近代戦車」への試行錯誤;機関銃と塹壕 ほか)
第3章 陸上戦艦だけど、タンクと呼びたまえ(とうとう戦場に現れた元祖近代戦車;タンク誕生 ほか)
第4章 実戦の試練を受け、四代目は本格派に(初めて大量投入された戦車;マーク4 ほか)
第5章 速さは歩きの二倍、しかも一人で操縦(今の自動車の感覚では考えられない厄介さ;マークAホイペット ほか)
著者等紹介
モリナガヨウ[モリナガヨウ]
1966年東京生まれ。早稲田大学教育学部卒業(地理歴史専修)。漫画研究会在籍。大学在学中よりカットイラストの仕事をはじめ、デビューは1987年「朝日ウイークリー」「キャンパス光と影」。ルポイラストを得意とし、さまざまな事象を精密でわかりやすく描くイラストの世界では、幅広い読者の人気を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。