内容説明
1/12スケールに秘められた圧倒的芸術性。日本ミニチュア界の第一人者、中村和子完全監修による自身所蔵の厳選コレクション集。
目次
MIniatures displayed in roombox―ルームボックスを使って(銀器ショップ;陶器人形ショップ;キッチン ほか)
Maestors of the minuture world―ミニチュア界の巨匠たち(ウィリアム・R・ロバートソン(ビル・ロバートソン)
ジョン・ダヴェンポート
ノーラル・オーソン ほか)
A way of enjoying miniature~according to the theme―ミニチュアの楽しみ方(椅子;テーマ別の食べ物(食品)
Teaセッティング ほか)
著者等紹介
中村和子[ナカムラカズコ]
日本ミニチュア作家協会・アーティザン会員。国際ミニチュア作家協会・アーティザン会員。1950年東京に生まれる。1959~1963年ブラジル・リオデジャネイロに在住する。1969年全日本空諭株式会社に入社する。1971年退職後結婚する。1983年独学でミニチュアの制作を開始する。1987・1988年大阪にて個展を開催する。1988年~海外作家とのコンタクトを開始。彼らの講習を受ける。1990年~ミニチュアやドールハウスの指導を開始する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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高宮朱雀
15
ドールハウスやミニチュア関連の本を探していて見付けた一冊。読後はとにかく眼福としか言いようがない。 製作工程は一切なく、複数の作家さん達の得意分野での競演という感じで、黒執事の好きな人ならその時代背景や世界観を彩るような家具や食器類の多くに溜め息が溢れるに違いない。一見気付かない仕掛けについても写真付きで紹介されているので、そういう普段とは違う視点で見られるのも面白い。 元々は貴族の子供の玩具だったとも聞くドールハウス。現代でも老若男女関係無く、充分に通用する贅沢で高尚な玩具だ。2022/04/19