感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
印度 洋一郎
4
いよいよ完結編。主人公はB29に立ち向かっていくが、意外なところで死の危険が迫って来るのが秀逸。空戦もさることながら、主人公と妻の何気ない会話や日々の暮らしが微笑ましく、戦時下とは思えないような優しさや温かさに溢れている。それだけに、結末は切ない。こう来ますか、と言う感じで再読すると二人の日常が胸に迫って来る。そして、紙一重で死ぬ戦友、空戦を生き残ったのに、こともあろうに日本人に勘違いで殺される義理の弟(になるはずの男)、ミリタリー漫画の見せ場と戦争の哀しい理不尽さを同時に矛盾無く描く筆力に感服。2013/03/27
黒川ケンキチ
2
あんまりだ・・・。こんな終わり方悲しすぎるんじゃよ!2013/03/21
ユーキー・ノウェイン
1
上巻を読み下巻を非常に待ち望み、先ほど読み終えた。面白い。 空中戦に関しては言うまでも無い出来。 空で活躍する白河大尉と、日常で活躍する妻の満里子という、夫婦という二人の主人公を上手く表現しており、海軍の石本さんや夫婦ならではの事柄には思わず、ニヤリとしました。 頁が進むと、段々と減っていく登場人物達。何故死ぬのか。という程頁が進むと… また本作品の最後は夫婦なのでか、他作品とは最後が違っています。 しかしこれは悲劇とは違い、希望を持ち前に進んで行き、良かったです。2013/03/11
kwy8791
0
あー、こういうラストなのか…。しばらく日をおいて読み返したい2013/12/16
ケーニヒ
0
読み切りの短編版読んでたから、ラストでたまげました。
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