内容説明
戦車プラモへの偏愛が、輝く粒子となって漆黒に沈着した、まるで「ガンメタル」のように光る新たな迷宮へとあなたを誘います。
目次
まえがき 超時空戦史MAP
第1章 兵器模型の向こう側を凝視する
第2章 軍事史の平野を空から俯瞰する
第3章 映像に刻まれた戦場を視聴する
第4章 思索列車の旅、考察の各駅停車
特別寄稿 “箸休め文”(加藤陽子)
著者等紹介
モリナガヨウ[モリナガヨウ]
1966年東京生まれ。早稲田大学教育学部卒(地理歴史専修)。漫画研究会所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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スカイバニラ
5
アーマーモデリング誌で掲載されていたイラストエッセイ集。初っ端から「ベルリン戦を東京にあてはめてみる」でドイツの地図を東西逆転させてみたベルリン(東京)戦、北から第2白ロシア方面軍が群馬から栃木を通過し茨城を横断、第1白ロシア方面軍は埼玉-山梨ラインから八王子・三鷹へ突入、第1ウクライナ方面軍は静岡の沼津辺りから伊豆半島を横断して相模灘から東京湾を渡って東京(ベルリン)へ。エルベ川の位置は九十九里浜を越えた太平洋のどこか。ドイツ第9軍は神奈川の平塚でハインリーチのヴィスラ軍集団は栃木の宇都宮だってさ。2012/02/11
たかひー
2
★★★ 興味深い内容では合ったが、第1集のほうが好みで楽しかった。2015/10/12
Comics
0
イラストがコミカルで楽しい!2017/07/16
じゅん
0
著者が書いているとおり、前作のフィールドグレイの巻がプラモデルメインであったのに対して、本作では作戦や平気の背景などが主に取り上げられています。プラモに飢えている私としては前作のほうが好きでしたが、歴史的な豆知識を得られましたし、プラモを作る上での考察の重要性を思い知らされました。読んでいるとプラモを作りたくなること請け合いですよ。2012/08/26
ストック
0
緻密に描きこまれた絵は、見ているだけでおもしろい。2012/04/13