内容説明
日本陸軍が生んだ世界に類を見ない“航空母艦”の記録。日本陸軍は大東亜戦争前から航空機を搭載する舟艇母船を建造・運用し、やがてそれは大きく発展して航空母艦に類似する姿までに至った。日本陸軍が建造した舟艇母船「神州丸」、丙型舟艇母船「あきつ丸」、M丙型船「熊野丸」、特2TL型特殊油槽船「山汐丸」、そして海軍の特1TL型特殊油槽船「しまね丸」の全貌をここに披露する。各艦1/700統一スケール3面図・甲板図55点掲載。
目次
CGで見る日本陸軍の航空母艦
搭載舟艇/搭載火器/搭載機
日本陸軍の航空母艦(第1次上海事変とその戦訓;舟艇母船「神州丸」;丙型舟艇母船「あきつ丸」;陸軍航空母艦「あきつ丸」;戦時標準型M丙型船「熊野丸」;特1TL型特殊油槽船「しまね丸」;特2TL型特殊油槽船「山汐丸」)
陸軍航空母艦の戦い(蘭印攻略作戦;比島輸送作戦)
独立飛行第1中隊始末記
巻末資料(陸軍禮式令別冊(船艇禮式)
陸軍航空母艦1/700スケール図面集)
著者等紹介
奥本剛[オクモトゴウ]
昭和47年5月8日生まれ。平成4年、国立波方海技短期大学校卒業、同年上村汽船(株)入社。陸海軍艦艇に関する多数の研究記事を発表。平成21年(2009年)には日米合同ハワイ沖特殊潜航艇潜水調査に参加した。現在もフェリーの船長として多忙な毎日を送りながら、独自の調査活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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