内容説明
民間貨物船に偽装し通商航路を脅かすドイツ海軍の仮装巡洋艦とそれを追うイギリス海軍の巡洋艦。戦術、戦績をまとめ、搭乗、運用した人物、さらにそれを作戦で使用した部隊の戦いの記録を紹介。
目次
はじめに
年表
開発と発展の経緯
技術的特徴
対決前夜
乗組員
戦闘開始
統計と分析
戦いの余波
著者等紹介
フォーチェック，ロバート［フォーチェック，ロバート］［Ｆｏｒｃｚｙｋ，Ｒｏｂｅｒｔ］
メリーランド州立大学において国際関係および安全保障に関する研究で博士号を取得。ヨーロッパとアジアの軍事史にも造詣が深く、アメリカ陸軍の予備役中佐であり、第２歩兵師団、第４歩兵師団を経て、第２９軽歩兵師団の情報将校など、１８年間の勤務経験を持つ
パルマー，イアン［パルマー，イアン］［Ｐａｌｍｅｒ，Ｉａｎ］
３Ｄデザインの学校を卒業し、優れた技術を持つデジタル・アーティスト。現在はイギリスでゲーム・ディベロッパーとして活躍している。現在はウェスト・ロンドンに妻と暮らしている
宮永忠将［ミヤナガタダマサ］
上智大学文学部卒業。東京都立大学大学院中退。シミュレーションゲーム専門誌「コマンドマガジン」編集を経て、現在、歴史、軍事関係のライター、翻訳、編集、映像監修などで幅広く活動中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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竜王五代の人
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ドイツの仮装巡洋艦がどうしていわゆる第一期（開戦より41年末まで）活躍できたか、というかイギリス海軍がなぜ跳梁を抑えられなかったか、の解説本。薄いが良い本。イギリス巡洋艦と言うと、戦闘第一の日本巡洋艦に対して武装控えめの航続力重視と評されるけど、それでも根拠地からそう離れられるわけでもなかったとか、ドイツを抑え込んだのは巡洋艦というハードではなくて哨戒と監視のネットワークの整備だったとか。2021/08/27
