内容説明
1941年、ドーバー海峡上空に突如現れたフォッケウルフFw190。第2次世界大戦、最高傑作機の1つに数えられるFw190の登場に、連合軍空軍関係者はショックを受けた。1944年には、この戦闘機は武装を大幅に強化して、連合軍の爆撃編隊に最初の壁として立ちはだかる。しかし、雲霞のような大群で襲い来るアメリカ軍の爆撃機は、恐るべきB‐17フライングフォートレスだった。爆弾積載量1.8トン、12.7mm機関銃でハリネズミのように武装したB‐17は、全周空域に死の弾丸を浴びせる力を持っているのだ。新しいイラストと写真、そして体験者の言葉を通じ、末期戦のドイツ上空で繰り広げられた空戦ドラマを忠実に再現した“対決”シリーズ待望の一冊。
目次
年表
開発と発展の経緯
対決前夜
技術的特徴
乗組員
戦闘開始
統計と分析
戦いの余波
著者等紹介
フォーサイス,ロバート[フォーサイス,ロバート][Forsyth,Robert]
ドイツ空軍の歴史や作戦を長年研究し、世界中の公文書館や個人から収集したドイツ空軍関係の膨大な資料を保有している。また、かつてのドイツ空軍関係者に対するインタビュー経験も豊富である
ローリアー,ジム[ローリアー,ジム][Laurier,Jim]
ニュー・イングランド出身で、現在はニュー・ハンプシャーに在住。1974~78年をコネティカット州ハムデンのパイアー美術学校で過ごし、首席で卒業後は、職業画家、イラストレーターとして活躍。合衆国空軍の正式な依頼を受けると共に、航空機を描いた作品は、ペンタゴンに飾られている
ヘクター,ガレス[ヘクター,ガレス][Hector,Gareth]
国際的に活躍の舞台を広げているデジタルアーティストで、航空史にも造詣が深い
宮永忠将[ミヤナガタダマサ]
上智大学文学部卒業。東京都立大学大学院中退。シミュレーションゲーム専門誌「コマンドマガジン」編集を経て、現在、歴史、軍事関係のライター、翻訳、編集者、映像監修などで活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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YS-56
シチュー
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