内容説明
「たとえ百万の敵をもってしても、この島を抜くことは不可能であろう」タラワ島の守備隊司令官、柴崎恵次海軍少将が豪語したその堅牢な島は、それまで連合軍が攻撃した太平洋のあらゆる環礁よりも厳重に防御されていた。ガダルカナル攻略に続く、連合軍による南方諸島攻略の上陸戦は熾烈を極め死屍累々の屍を築いた…。海軍陸戦隊とアメリカ海兵隊の激突の記録。
目次
戦闘までの経緯
年表
両軍の指揮官
両軍の部隊
両軍の作戦計画
戦闘
その後
名誉勲章受賞者
今日の戦場
著者等紹介
ライト,デリック[ライト,デリック][Wright,Derrick]
1928年生まれ、頻繁に空襲を受けたティーズサイド近郊で幼時を過ごすうち、第二次大戦に終生変わらない興味を抱く。西ハートルプール美術学校に入学し、ポーツマスで2年間兵役をつとめる。除隊後、超音波工学を専攻。彼は長年の研究を通じて数多くの太平洋戦争の帰還兵たちと親交を結び、貴重な証言を得ている
ジェラード,ハワード[ジェラード,ハワード][Gerrard,Howard]
20年以上の経験をもつフリーのデザイナー兼イラストレーター。多くの出版社に作品を提供する航空画家協会会員
平田光夫[ヒラタミツオ]
1969年、東京都出身。1991年に東京大学工学部建築科を卒業し、一級建築士の資格をもつ。2003年に『アーマーモデリング』誌で「ツインメリットコーティングの施工にはローラーが使用されていた」という理論を発表し、模型用ローラー開発のきっかけをつくる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。