内容説明
愛のかたちは星の数、ダメな航空機も星の数。駄っ作機は100機を越えてなお絶好調!珍作・凡作・愚作・怪作、古今東西のあらゆるダメ飛行機にスポットライトを当て愛にあふれた目で迫る『月刊モデルグラフィックス』連載の人気コラムがまたまた1冊の本にまとまりました。今回は書き下ろし2編を含む全34編(+1)を収録。
目次
型破り、やぶけたまんま―カーチスXP‐55アセンダー
会社も消えてなくなりました―ブリュースターXA‐32
小さくまとまっちゃダメ―チェトヴェリコフSPL
重荷を引いて飛ぶがごとし―ホーカー・ヘンリー
西部戦線、効果なし―ファルマンF222
流れ流れて飛行停止―ハンドレーページ(マイルズ)・マラソン
エル・カルキン・パサ―FMA IAe24カルキン
陸でダメなら海でもダメ―ボーイング・モデル264
最後の複葉ダメ雷撃機―グレートレイクスXTBG‐1
フランスの腐乱した名門―ブレリオ・スパッド710〔ほか〕
著者等紹介
岡部ださく[オカベダサク]
駄作家。本名は岡部いさく。1954年生まれ。学習院大学文学部卒。月刊『エアワールド』編集部、月刊『シーパワー』編集長を経てフリーとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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えびえび
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駄作と言うか凡作というか競合機に負けてる機体ばっかですな。一番よかったのはロボダッチかなw2014/09/15
U-G.Kintoki
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アセンダー!同じようでいて、なんで震電に比べてこんなにカッコワルイんだ……つか、メリケンの2次戦機のデザインセンスの無さは特筆モノだわ。独特の味はあるんだけど。同じレーサーでもメリケンのレーサーと、シュナイダートロフィーのレーサーじゃカッコ良さが違うよな。つか、メリケンのレーサー……主にジービー系だが……頭オカシ過ぎ。イタリア機は駄っ作でもカッコだけはいいな!オカシイ……「美しいものは強い」ハズなのに。2013/08/15
okaka
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イタリア機は駄作なくせに妙に格好良かったり、フランス機はいかにも奇をてらいすぎてたり、ソ連機はゾンザイさ丸出しだったりと、駄作機にはその国の飛行機のデザインの傾向がより強く出ているようで面白い。日本の飛行機は…なんかかわゆいというか…。2011/04/11
hamamelon
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設計者の悲哀を行間に読んでしまうのはどうしてなんだろう 誰も駄作機を作りたかったわけでもないだろう ちょっとした勘違いを修正できなかっただけでは2009/11/25
aoi_zero
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やっぱ岡部さんは絵が良いと思うんですよ。表紙のアセンダーがカッコいい2009/10/05